2008年05月31日
さて問題です
システム7のKSC USPはどれでしょう!
まあ、右下のUSPなんですけど。
ちなみに、上段3挺はノーマルのKSC USP.45、左下はタニオコバ USP.40 S&W、下段中央はノーマルのKSC USPコンパクトでした。
というわけで、さっそくリニューアル版のUSP.45を調達しました。
さすがに真夜中に部屋でぶっ放すわけにはいかないので、実射以外のインチキレビューをしてみましょー。
まずは刻印等の外観について。
シリアルNo.プレートの前にあったJASGマークが、USPコンパクトと同様にセフティレバーの反対側に移動。
チェンバー部やスライド左側のプルーフマークの一部がレーザー刻印っぽい仕上がりになっているのが良いですね。
ブローバックエンジンの変更に伴い、エジェクションポートから覗くノズルも全く違いますね。
手前がシステム7、奥がノーマル。ティルト形式のショートリコイルは再現されていますが、システム7ではバレルの沈む角度が若干浅くなっているのが分かりますでしょうか。狙点より下に当たると評判のUSPシリーズですが、これにより射撃感覚が随分改善されそうな気がします。
一番の変更点は、マガジンの形状でしょうかね。
リップが随分低くなっておりますが、ノーマルがダブルカラム風マガジンを再現したリップ形状だったのに対して、1発のみ露出する形に変更したことにより、ダブルフィードによるジャムや2発同時発射といったトラブルを回避する意図があるようです。実際にノーマルのUSPをマッチで使用していて前述のトラブルがありましたので、そういったユーザーの声がフィードバックされたのでしょう。
そして、パッと見で一番違うのが、スリットを設けたことで装弾効率と装填弾数の確認がしやすくなったことですね。
マガジンの外観のリアルさは無くなってしまったものの、ゲームやマッチでの使用を意識したプレイアビリティの向上という観点からいえば、非常に有意義な改善だと思います。
実射テストはまだ先になりそうですが、マッチ用として非常に期待したいモデルですね。
コンパクトも早く入手しないとなあ。